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【ペルソナ3】映画の感想(第2章)-荒垣先輩の生き様

      2016/02/11

ペルソナ3映画第2章の感想です。

第4章の前に

今までの作品を振り返る企画、

第2章です。



ペルソナ3を知らない方、

第1章をまだ見てない方は

こちらの記事をご覧ください。
劇場版「ペルソナ3」の感想(第1章)主題歌が良い!

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PERSONA3 THE MOVIE
-Midsummer Knight’s Dream-


スタッフ

  • 原作:ATLUS「ペルソナ3」
  • 監督:田口 智久
  • 脚本:熊谷 純
  • スーパーバイザー:岸 誠二
  • キャラクター原案:副島 成記
  • キャラクターデザイン:渡部 圭祐
  • ペルソナデザイン:秋 恭摩
  • 音楽:目黒 将司
  • アニメーション制作:A-1 Pictures

※監督は各章毎に別の方が

担当される様ですね。

キャスト

※第2章より登場のキャラ※

  • アイギス:坂本 真綾
  • 天田 乾:緒方 恵美
  • タカヤ:神奈 延年
  • ジン:小野坂 昌也
  • チドリ:沢城 みゆき

主題歌

  • メインテーマ:Fate is In Our Hands
  • エンディングテーマ:
    One Hand, One Heartbeat

永遠に

サヨナラを言うことすら

叶わない。


衝撃のラストシーンからのエンディング。

曲調と歌詞が泣けます。


【重要】第2章はここに注目

  • 主人公の変化
  • 新メンバーの加入
  • 新たな登場人物
  • キャラクター達の心境
  • ラストシーンまでの流れ

ざっくりではありますが、

第2章で注目してもらいたい

部分を挙げてみました。



では、ここから掘り下げていきますよ。
※ネタバレあります※

主人公の変化

無感情無気力だった主人公。

第1章のラストから

徐々に変化の兆しは見えていました。

今作では、

影時間での戦いに充実感を

覚えている様子。



第1章で特別課外活動部に加入する前、

人物調査の欄に

昔の友人の証言がありましたね。

『両親の死後、人が変わった』

と言うアレです。

人が変わって無感情無気力になった模様。



しかし、徐々に仲間と過ごす時間を

楽しいと感じるようになり、

絆を育みきっかけにもなった

影時間の終わりを

恐れる様になります。



この屈折した願望。

それを本人も自覚していて

葛藤している姿が見ていて

悲しかったです。

新メンバーの加入

今作では特別課外活動部に

新メンバーが3名加入します。



人型対シャドウ殲滅兵器

アイギス



過去、特別課外活動部に在籍していた

荒垣真次郎



母親のかたき討ちに生きる

天田乾


アイギスの戦闘シーンは

既存のキャラとは違う面も有り、

新鮮味を与えてくれました。


ただ、まだまだストーリーには

大きく関わってこないので

次回作に期待しましょう。



荒垣真次郎は現時点で

本作のテーマである

『生と死』をもっとも重く

受け止めているのが彼ですよね。


過去、自身のペルソナ暴走

一般人を死傷させてしまい、

そのケジメの為に生きています。


一度はやめた部活にも再び戻り、

普通なら逃げ出す状況でも、

それを正面から受け止める。

まさに漢の中の漢

そんな彼の生き様が、

他のキャラ達、

そして私達に残した物は

とても言葉で言い表せるものではないです。



天田乾

今作のメインと言っても

過言ではないでしょう。


母親の仇を討つために、

小学生の身でシャドウとの戦いに

身を投じる。


原作との違いは、

荒垣さんに憧れている事です。

夏祭りに誘い、

母親との思い出の場所での昔語り。

母親を亡くした事で失った、

『楽しい時間』

今、荒垣さん達と過ごす事で

取り戻せたと語る彼は健気すぎます。



しかし、荒垣さんの暴走する

ペルソナを見て

彼は気付いてしまう

母親の仇が誰だったのかを・・・。



慕っていた人物だと気付き、

『どうしてあなたなんですか』

一人、部屋で苦悩する彼は、

とても小学生には思えず、

この先の展開を知っている者としては、

ただただ、悲しいだけでした。

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新たな登場人物

↓ついに影時間の謎が明らかに↓


そして、
『ストレガ』と名乗る3人組、

タカヤ・ジン・チドリの登場。



影時間を消そうとする

主人公達に、

彼らは問いかけます。

『影時間を知った今が充実していないか?』

否定する順平とゆかりですが、

葛藤が見え隠れしています。


主人公に至っては、

影時間の謎が判明した時点で、

『もうすぐ終わっちゃうのか』

発言しています。


人の本質を突いてくる

ストレガ達に、

特別課外活動部の面々は

どう立ち向かって行くのか、

次回作以降も注目です。



しかし、

タカヤは許さん!

キャラクター達の心境

ストレガの発言により

迷いの生じる面々。


影時間が終わる。

その後に自分に何が有るのか。

そんな事を考えるようになります。


戦いが終わっても、

人間同士の絆は残る

その事に気付いて欲しいと

願うばかりです。

ラストシーンまでの流れ

今作は、

屋久島旅行、アイギスの加入、

影時間の謎が判明と、

前半部は

基本的には朗報続きです。


そこに荒垣さんの復帰、

天田の加入が続きます。


当初は荒垣さんを

慕っていた天田。


天田が母親の仇に

気付いた時の衝撃が

今までの一連の流れで

一層際立っています。


ラストでの

『これでいい・・・』って

台詞は深すぎる。


ゲームではあの状態で

数歩、歩いたんですよね。


あのシーンは好きだったので

劇場版ではカットされていて

少し残念でした。

最後に

今作は、

『生と死』について

キャラクター達が触れる事で

幕を閉じています。


次回作ではどの様に

物語が始まるのか、

そして各々が感じている

葛藤にどう向き合って行くのか

目が離せません。



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