【ペルソナ3】映画の感想（第1章）-主題歌が良い
2016/02/11
ペルソナ3の映画も
遂に完結（2016.1.23）
感想などを書いて、
今までの作品を振り返り、
最終章（第4章）に備えたいと思います。
まだ、『ペルソナ3』を知らない人にも、
興味を持ってもらえれば幸いです。
さて、今回は、
ペルソナ3の情報と
第1章の基本情報、感想から
行きたいと思います。
ペルソナ3の基本情報
2006年7月13日に
ATLUS（アトラス）より発売された
Play Station2用のゲームソフトです。
主人公達が
『ペルソナ』と言われる、
特殊能力を使って戦うRPGです。
『ペルソナ』とは自分の中に眠る
もう一人の自分
ペルソナは、
攻撃、回復、補助など
様々な種類の戦闘手段を持ちます。
1日と1日の狭間に隠された時間
『影時間』
その中に現れる謎の怪物
『シャドウ』
主人公達は、
昼間は普通の学生生活を送り、
影時間になれば、
シャドウと戦い、
影時間の謎
その究明に挑みます。
生身の人間では
太刀打ち出来ないシャドウと戦う為には、
ペルソナを強化する必要があります。
その強化する方法の中の一つに
「学生生活の中で様々なキャラと親密になる」
というものがあります。
戦闘だけではなく、
学園生活も細かく作り込まれており、
『親密になる』
ってのがまた曲者。
早く親密になろうとして、
複数人（主に女性キャラ）と
同時に親しくすると・・・。
気になる方は、
是非ゲームをプレイしてください。
PERSONA3 THE MOVIE
-Spring of Birth-
PV第1弾。
懐かしい曲。
本当に映画化されるんだと、
とても感動したのを覚えています。
スタッフ
- 原作：ATLUS「ペルソナ3」
- 監督：秋田谷 典昭
- 脚本：熊谷 純
- スーパーバイザー：岸 誠二
- キャラクター原案：副島 成記
- キャラクターデザイン：渡部 圭祐
- ペルソナデザイン：秋 恭摩
- 音楽：目黒 将司
- アニメーション制作：AIC ASTA
キャスト
- 結城 理：石田 彰
- 岳羽 ゆかり：豊口 めぐみ
- 伊織 順平：鳥海 浩輔
- 桐条 美鶴：田中 理恵
- 真田 明彦：緑川 光
- 山岸 風花：能登 麻美子
- 荒垣 真次郎：中井 和哉
- イゴール：田の中 勇（特別出演）
- エリザベス：沢城 みゆき
主題歌
- オープニングテーマ：Burn My Dread -Spring of Birth Ver.-
- メインテーマ：More Than One Heart
主題歌を歌われているのは、
川村ゆみさん。
メインテーマの
『More Than One Heart』を
PVで初めて聞いた時、
鳥肌立ちました。
是非下記PVをご覧ください。
主人公の初ペルソナ召喚と
サビ導入部の融合。
たまらん！
第1章を見終わって
大好きなゲームが、
映像化されて動いている事に
まず感動しました。
絵は奇麗だし、
音楽はかなりオシャレです。
そして、声優さんってやっぱりすごい。
ゲームの発売が2006年で
映画第一章の公開が2013年。
実に7年もの間があるにも関わらず、
キャラクターの声に
違和感もありませんでした。
経験を積まれて、
演技の幅がさらに広がっている様に
感じます。
特に、主人公：結城理（ゆうき まこと）役の
石田彰さん。
ゲームでは主人公のセリフは、
戦闘シーン以外無いのですが、
映画では色々喋ってくれます。
特にペルソナ召喚時の声はやばいです。
まさに魂の叫び。
これはゲームを知っている人も、
知らない人も
必聴ものです。
※こちらのPVで聴けます。
ペルソナ3のテーマは？
ズバリ『生と死』です。
重厚なストーリー
と
その強烈なメッセージ性。
『命に対していかに向き合うのか』
とても考えさせられる物語です。
登場人物の成長
様々な事情を抱えたキャラ達が、
一つの目標
(＝影時間の存在理由の解明と終了）
に向かって
立ち向かって行く。
それが『ペルソナ3』です。
しかし、出会った当初は、
一致団結とは言い難く、
まとまりが無い集団となっています。
そんな登場人物と、
特徴的なセリフを挙げてみます。
- 死を恐れない主人公：結城理 『どうでも良い。
- 父親の死の真相を追い求める：岳羽ゆかり 『私はこんなとこで死ねない。
- ヒーロー願望のお調子者：伊織順平 『嘘だろ。嘘だよな。
- ストイックに自身を鍛える：真田明彦 『昔、自分の無力さを思い知った事があってな。
- 友情を何より重んじる：山岸風花 『大切な友達だもん。
- 多くは語らず胸に秘め：桐条美鶴 ※秘密を抱えて本作は終了※
死ぬってそんなに怖い事？』
まだ何も知らないのに。
死にたくなんか無い。』
それじゃあ、まるで命かけてるみてぇ
じゃねえか。』
もう、ああいう後悔はしたく無いんだ。』
だから、どうでも良いはずないの』
主人公が死を恐れていなくて、
頼まれたら二つ返事で『はい。』
そして集団のリーダーを任される。
そんな主人公に苛立ちを覚える
他のキャラクター達。
そんなギスギスした空気で
1章は進んでいきます。
しかし、死や他者に無頓着な主人公が
様々な人間と触れ合う事で、
少しずつ変化していきます。
常に仏頂面だった主人公が
最終のシーンで浮かべた
控えめだけど、
確かな微笑。
『あっ、主人公も変化してるんだな』
と、胸に響くものがありました。
最後に
基本的にギスギスした空気が
多いと感じる第1章ですが、
上でも述べた通り、徐々にではありますが
変化の兆しが見えてきます。
が、まだまだ団結し切れている
訳では無いと思います。
そして、まだまだベールに包まれた
影時間の謎。
今後、キャラクター達が
どの様に絆を育んで行くのか、
そして影時間とはいったい何なのか。
第2章以降、その辺りにも注目して
ぜひご覧下さい
ペルソナ3、映画第2章、第3章については
こちらの記事をご覧ください。
【ペルソナ3】映画の感想（第2章）-荒垣先輩の生き様
【ペルソナ3】映画の感想（第3章）-主人公の葛藤
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